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火星探査機ヴァイキングのSNAP-19原子力電池と気化ガス対策

宇宙
06 /20 2013
VikingSNAP19RTG1.jpg

70年代にNASAが火星に送り込んだ探査機ヴァイキング1号/2号に搭載された原子力電池SNAP-19です。キュリオシティに搭載されたMMRTGと同じ鉛テルル系の熱電変換素子を使用しています。SNAP-19は探査機パイオニア10号/11号にも搭載されていますが、これは上部にドームが搭載されるなど若干の改造が行われています。

熱電変換素子はプルトニウムの崩壊熱によって加熱される部分が数百度の高温によって昇華し、そのガスの熱伝導により発電効率が低下する事がわかっていた為、火星に着陸するまでは発電素子の電極をショートさせ、ゼーベック効果による発電を行いつつ、その電力によってペルチェ効果を引き起こして素子を冷却するといった事が行われていました。

ヴァイキングは航行中は火星周回軌道に投入される太陽電池を搭載した軌道船(オービター)と一緒に飛んでいたため、その際の電力は軌道船から供給されていました。

熱電変換素子の気化ガスや、プルトニウム238のアルファ崩壊によって発生するアルファ粒子によるヘリウムガスが中に充満しないよう、原子力電池には圧力バルブが搭載され、機外に放出する機構が備えられているものも多くあります。
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ともにゃん

宇宙開発や原子力が大好きな魔法少女(文系成人男子)です。同人サークル「東方旅客鉄道」「隙間科学研究所」の中の人。絵描いたり同人誌書いたり。たまに女装コスプレイヤー。 人工衛星・宇宙探査機/原子炉・原子力電池/核兵器・軍事(現代兵器)/ゴスロリ女装/自作PC/まどマギ/東方/無線/バイク/鉄道/創作など。日本原子力学会員

88年生まれ
三重県出身 東京都在住

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