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【球面投影実験】AMATERASを応用した3次元放射線可視化とリアプロジェクション

その他
06 /10 2014
前回、オリハルコン・テクノロジーズ社の球面投影用ソフト「AMATERAS」と普通のビニール傘を使った激安球面投影実験を行いましたが、

ふとこの球面投影技術を色んな事に応用できるかもしれないような気がしました。

そして遊んでみたのがこちら。「AMATERAS」で放射線を見たり、リアプロジェクションしたりという一風変わった遊びです。


★放射線なんちゃって球面投影システム「あまてらでぃお」

BokZYMXIYAAcUM7.jpg

以前自作したWebカメラを改造した放射線可視化装置をパソコンに繋ぎ、「AMATERAS」でキャプチャ機器として読み込ませます。
BokKiokIMAAkJXQ.jpg

凄く見づらいですが、放射線可視化装置の映像が半球スクリーン(傘)に投影されます。

これはただのWebカメラを応用しただけですので、当然放射線が来た、という事くらいしかわからず、その方向やエネルギーなどはまったくわかりません。そのため、ただただCMOSの素子が捉えた放射線が点となって表示されるだけです。

しかしこれを以前JAXAがX線天文衛星「ASTRO-H」のコンプトンカメラを利用したγ線可視化装置と組み合わせれば、全天周での放射線可視化が可能になるのではないかなーという考えです。

放射性物質見える化カメラ
http://www.mhi.co.jp/news/story/121115-1.html


これは180度の範囲での観測が可能ですが、このセンサ部を複数用意して、ドームマスター形式でAMATERASに読み込ませることができれば、放射性物質見える化カメラの全天周化ができるのではないでしょうか。

ロボットに搭載して遠隔操作することで、原子力施設での放射性物質や放射線量の効率的な監視や、作業員の方への負担軽減ができるかもしれません。

こうした球面投影技術は、一般的にはプラネタリウムなどの宇宙空間や、深海などの投影するという「広いところ」を再現するのが本来の目的ではありますが、カメラを始めとして様々なセンサが小型化されている現在では、「狭いところ」を立体投影するというのも面白いかなと思います。

例えばロケットエンジンや原子炉などの配管の中をめぐってみたりとか、これは科学技術エンターテイメントとして楽しめますし、実際に小型ロボットを送り込むことができれば、実際にそこに入ったかのような精密検査や点検が可能になるかもしれないという実用の面でも役立つことがあるかもしれません。

実際にマニピュレータを利用した遠隔での医療技術なども実用化されている現在、工業や産業の面でもこうした立体投影技術が活用される時代が来るかもしれません。あくまで遊んでるだけの素人考えなのでアレですが、「AMATERAS」はそれほどに手軽で扱いやすく、ワクワクさせてくれるソフトウェアです。色んな応用が考えられてとってもステキです。


★リアプロジェクション投影

あと投影実験に使ってるこの傘、そのまま使ってると光を中途半端に透過するので映りはあんまりよくないです

しかしそれを逆手に取ると裏から見た時にリアプロジェクションのように映像を透かして見ることができます。これを利用してJAXA施設の公開などの際に拝見した、京都大学の「ダジックアース」にように地球などの惑星を投影できます。

BokOBukCEAA604c.jpg

それがこちら。思ったよりええ感じです!


BokP-hCIYAAaZeC.jpg

地球が回転する映像などを映しだしても良い感じでした。


BokO7WGIgAAU3TK.jpg

マロカァ!

…。

この「AMATERAS」は本当に色んな可能性を秘めているのではないでしょうか。

色んなドームコンテンツが普及すれば良いと思います!!!
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ともにゃん

宇宙開発や原子力が大好きな魔法少女(文系成人男子)です。同人サークル「東方旅客鉄道」「隙間科学研究所」の中の人。絵描いたり同人誌書いたり。たまに女装コスプレイヤー。 人工衛星・宇宙探査機/原子炉・原子力電池/核兵器・軍事(現代兵器)/ゴスロリ女装/自作PC/まどマギ/東方/無線/バイク/鉄道/創作など。日本原子力学会員

88年生まれ
三重県出身 東京都在住

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